ユニクロに行けば、普段着をほぼ揃えることができます。
しかし、ファッションについて知識が増えると、ユニクロ以外のブランドも気になってくるものです。
では、脱ユニクロをするにはどのようなファッションブランドを買えば良いのでしょうか。
そこで今回の記事ではユニクロに似たファッションブランドを紹介いたします。
ユニクロに似た代替メンズブランド一覧
ユニクロに代わるブランドとして今回は13のブランドを紹介します。
そしてそれらのブランドごとに、「ユニクロと似たポイント」、「価格帯」、「ブランドに似合う人」、そして「店舗の場所」について解説します。
【1】無印良品
無印良品はアパレルから生活雑貨、さらには食品も展開する生活総合ブランドです。
シンプルさをモットーにした商品コンセプトは、メンズファッションにも現れています。
そのため、商品の傾向としてシンプルなデザイン、カラーバリエーションになっているのが特徴です。
無印良品のコンセプトにあったデザインや素材を用いるため、流行を追わない定番のファッションを揃えることができるのがユニクロと似ている点です。
価格帯もユニクロと近く、2000円から4000円でシャツやパンツを買うことができます。
リーズナブルな価格帯なので、ユニクロから乗り換えるのは比較的簡単です。
無印良品は、シンプルで派手さの無いデザインで無難に着こなすことができるため、40代から50代の男性におすすめのブランドです。
無印良品は、都心部・郊外のショッピングセンター内に幅広く展開し、随所に大型店も展開しています。
【2】GU(ジーユー)
GUはユニクロと同じファーストリテイリングの子会社として展開する、ファッションブランドです。
2006年にユニクロとダイエーの協業で、ユニクロより低価格帯の総合アパレルブランドを目指して設立されました。
そのコンセプトは現在も引き継がれており、若者を中心に人気です。
ユニクロと同系列のファションブランドなので、商品開発やコンセプトが近い傾向があります。
そのためユニクロが似合う方には、違和感なく買物を楽しむことが可能です。
価格帯はユニクロよりも低めに設定されており、1000円から3000円でシャツやパンツを買うことができます。
ファーストリテイリング社も、GUはユニクロの半値を目標に価格設定しているとのことです。
そのためユニクロでは予算が届かないという方におすすめできます。
GUは、20代から60代まで幅広い年齢層が着こなせるアイテムが多く揃っています。
外出する時の服としても使用することができますが、自宅で過ごす普段着として揃えるのもおおすすめです。
GUの店舗は全国各地のショッピングセンター内に出店しています。
またネット通販も可能なので、近くに店舗がない場合はネット通販を利用するのがおすすめです。
【3】Coen(コーエン)
Coenは、ユナイテッドアローズが展開しているファッションブランドです。
ファストファッションが主流になりつつあった2008年に設立されました。
気軽にオシャレを楽しめるをコンセプトに、アメリカ西海岸のファッションを取り入れた「アメカジ系」ファッションが主力商品です。
Coenもユニクロと同じファストファッションで、流行を追いかけるよりはシンプルな定番アイテムを大量生産しています。
そのためユニクロの服とも合わせやすく、気軽なショッピングが可能です。
Coenは2,000円から4,000円で多くの服を買うことができます。
ユニクロよりも低価格帯でGUに近い予算でファッションを楽しむことが可能です。
Coenは、10代から30代、若い世代の普段着としておすすめのブランドです。
数着持っていると着回しが簡単になります。
40代以上でも自宅で過ごす普段着として活用可能です。
Coenは、都心部や郊外のショッピングセンター内に出店しています。
またオンラインストアもあるため、ネットでの購入も可能です。
【4】PUBLIC TOKYO(パブリックトーキョー)
PUBLIC TOKYOは、UNITED TOKYOを展開する株式会社TOKYO BASEが2018年に設立しました。
都会的なイメージを軸とした、ジャンルにとらわれない総合アパレルブランドです。
また、PUBLIC TOKYOはメイドインジャパンを基本とし、日本発のハイエンドなファッションブランドをコンセプトとしています。
PUBLIC TOKYOは、派手なプリントの無いシンプルな配色の服が多く揃っています。
そのためユニクロのようなシンプルな配色に慣れてきた方でも、スムーズに着ることが可能です。
PUBLIC TOKYOの価格帯は7,000円から15,000円程度です。
ユニクロよりも高い価格になりますが、素材やデザイン性も良くなっています。
ユニクロ以外にもう少し質の良い服が欲しい時に、ちょうど良いブランドです。
PUBLIC TOKYOは、20代から40代の方におすすめのブランドです。
ちょっとオシャレして出かけたいときの1着として活躍します。PUBLIC TOKYOのアウターやトップスを着れば、オシャレ感をアピールでき、着回しにも活用できます。
PUBLIC TOKYOは、都心部を中心とした店舗展開をしています。
またPUBLIC TOKYOはオンライン販売に注力しており、ネットで購入される方が多くいます。
【5】GLOBAL WORK(グローバルワーク)
GLOBAL WORKはniko and…やstudio CLIPなどを展開する株式会社アダストリアが運営するファッションブランドです。
流行を取り入れつつ、素材本来の良さを活かした自然体スタイルを保ったファッションを軸にしています。
そのため着回しの効くベーシックなデザインの服が多く揃っています。
GLOBAL WORKは、シンプルなデザインの服が多いため、ユニクロと似た雰囲気を持っています。
トレンドを取り入れたデザインを展開しているため、ユニクロよりもう少しキレイめ感が欲しい人にはぴったりのブランドです。
GLOBAL WORKは4,000円から7,000円で多くの商品が販売されています。
ユニクロよりはやや高めですが、ファッション性や質感を踏まえると、リーズナブルにオシャレができるブランドだと言えます。
GLOBAL WORKは、30代から40代、家族を持って若者の服を卒業したい世代におすすめです。
価格と質感のバランスが合っているため、きちんとした印象を持たせられるブランドです。
レディースやキッズも販売されているので、ご家族で揃えることもおすすめです。
GLOBAL WORKの店舗は、全国各地のショッピングセンター内に幅広く展開しています。
また、ネット通販も可能で、GLOBAL WORKブランドの総合ショップがあるため、他の人気ブランドを一緒に買うことも可能です。
【6】SENSE OF PLACE(センスオブプレイス)
SENSE OF PLACEは、アパレルブランドであるアーバンリサーチが展開するファストファッションブランドです。
アーバンリサーチが培ってきたファッショントレンドを取り入れた服を、リーズナブルな価格で手に入れることができます。
バッグやメガネなど小物類に強いことも特徴です。
SENSE OF PLACEもユニクロと同じく、比較的シンプルなデザインの物が多いため、ユニクロの代わりに着ることができます。
またSENSE OF PLACEは、ユニクロよりも若く明るい雰囲気のデザインが多いため、ユニクロとは違った雰囲気をかもし出すことができます。
SENSE OF PLACEは、4,000円から8,000円で多くの商品が販売されています。。ユニクロよりもやや高めなので、ユニクロよりも上品な一着が欲しいときにお勧めできます。
SENSE OF PLACEはゆったりめに着こなすキレカジファッションがメインです。
そのため、10代から20代におすすめできます。
SENSE OF PLACEのショップは、都心部や郊外のショッピングセンター内に展開しています。
またアーバンリサーチ内にネットショップがあるため、アーバンリサーチの他ブランドと合わせてショッピングすることが可能です。
【7】Dcollection(ディーコレクション)
Dcollectionは、ファッションに悩む男性に特化したアパレルブランドです。
そのため、サイトでは、男性向けに年代や体形に合わせたファッションコーディネートを提案しています。
また、スタイリストが無料でファッション相談に乗るサービスを提供しているのが特徴です。
Dcollectionは、ファッションの基本としてキレイめアイテムを提唱しています。
ユニクロでも同系統(例:テーパードパンツやジャケット)を好む方は、Dcollectionの服もお勧めです。
Dcollectionの価格帯は、ユニクロと同程度かやや高いレベルです。
Dcollectionは、3,000円から7,000円のものが多く売られています。
ユニクロでは揃えきれないキレイ目スタイルの服を探している方におすすめです。
Dcollectionは30代から40代、若者の服を卒業して大人の雰囲気を出したい人が最も似合うブランドです
また、崩れてきた体形をカバーするようなファッションを望む方にもお勧めです。
Dcollectionはオンラインショップのみでの販売なので実店舗での購入ができません。
そのためDcollectionでは、スタッフによる試着や動画配信、チャットによる相談など購入の不安を解消するサービスが充実しています。
【8】Koe’(コエ)
K’oeは、アパレル企業であるストライプインターナショナルが2014年に立ち上げた、ファストファッションブランドです。
ユニクロと同様、国際的なファッションブランドを目標に欧米へ進出しています。
またオーガニックコットンを使用するなど、素材へのこだわりも持っています。
K’oeはファストファッションなので、ユニクロと同様に奇をてらっていないスタンダードなデザインの服が揃っています。
そのため着回しに使える1着を探している方におすすめです。
Koe’の価格帯はユニクロよりやや高めで、3,000円から8,000円でシャツやパンツを買うことができます。
ユニクロよりやや高めですが、質感やデザインが良いためユニクロより1歩上のブランドとしておすすめです。
Koe’は、ゆったりしたシルエットの服が多いため、Aラインのシルエットで男らしさを演出したい人におすすめです。
20代から30代の人のオシャレな1着としてお勧めできます。
K’oeは単独で販売しているショップはありません。
そのためネットショップでの購入が中心となります。
サイトではストライプインターナショナルの他ブランドも同時に購入することが可能です。
【9】H&M(エイチアンドエム)
H&Mは、スウェーデン発祥の世界的なファッションブランドです。
ファストファッションを基本軸として、デザイン性とクオリティを保ちつつ、格安な値段で提供することをモットーとしています。
またインテリアや食器など、生活雑貨へも多数展開していることが特徴です。
H&Mはファストファッションなので、シンプルなデザインの服が多数揃っているため、ユニクロで慣れた人でも、同じような感覚で買物することが可能です。
H&Mは1000円から5000円で買物することができます。
ユニクロよりも低価格帯で、GUと同じ感覚で買うことが可能です。
H&Mは、10代から50代まで幅広い世代が着こなせるアイテムが揃っています。特にコンビニやちょっとしたおでかけなど、自宅の近くで過ごすときの普段着におすすめです。
H&Mのショップは、全国各地のショッピングセンター内にあります。
またネット通販も可能です。
【10】SPU(スプートニクス)
SPUは、株式会社SEETHELIGHTが展開するファッションブランドです。メンズファッションに特化しており、大人の雰囲気をかもし出す「キレイめカジュアル」な服を提供することを提唱しています。
SPUのコンセプトがキレイめカジュアルなので、シンプルなデザインの服が多数販売されています。そのためユニクロのような単一色の服を好む方には受け入れやすいファッションブランドです。
価格帯は、3000円から7000円くらいのゾーンで多数販売されています。ユニクロよりやや高くなりますが、質感もそれ相応です。
SPUの服は、大人のオシャレ感を出したい20代から30代がおすすめです。しかし40代以上もビジネスカジュアルでキメたいひとなら、SPUを選ぶことをおすすめします。
SPUはネット通販を基本としています。実店舗は東京高円寺にあり、予約すればネット通販で見た商品を試着することが可能です。
【11】NAVY(ネイビー)
NAVYは、カジュアルショップであるマックハウスが展開するファッションブランドです。1991年に発売開始後、マックハウスの主力ブランドとして成長しました。ジーンズショップを源流とするマックハウスらしく、スタイルの良いボトムスが多く揃っています。
ユニクロのように大型店舗に様々な商品が揃えられています。そのため気軽に入って気に入った1着を買うというスタイルで、ショップに立ち寄ることが可能です。
価格帯は、1000円から5000円程度で買物ができます。ユニクロよりもやや安い価格帯なので、より気軽に買物をしたいときにおすすめです。
NAVYは、10代から20代が格安で着回しできる服が見つけられます。一方で30代以上であれば、ボトムスにスタイルの良いものが多いのでおすすめです。
NAVYを展開するマックハウスは、全国各地のショッピングセンター内やロードサイドに展開しています。またネット通販での購入も可能です。比較的地方や中小のショッピングセンターに多いので、日々の買物のついでに見に行くことができます。
Right on(ライトオン)
ライトオンは、ジーンズを中心にカジュアルファッション全般を展開しているアパレルショップです。ライトオンは独自のブランドよりもリーバイスをはじめ、アメカジを中心としたカジュアルブランドを幅広く販売しています。
ライトオンは統一ブランドではありませんが、ブランド展開が幅広いため様々な服から選ぶことができます。選択肢の広さという点では、ユニクロと同じようなショッピングを楽しむことができます。
価格帯も安く、2000円から4000円でシャツやパンツを買うことができます。2着目半額セールも随時行われているので、ユニクロよりも格安に購入可能です。
服の系統としては、アメカジでゆったり系のスタイルの服が多いため、10代から20代の若い層に合った服に強みがあります。その一方で30代以上でも似合う、キレイめカジュアルに着こなせる服もあるので見逃せません。
ライトオンは全国各地のショッピングセンター内に出店しています。ネット通販も可能です。
TAKA-Q(タカキュー)
タカキューは昭和22年創業のファッションブランドです。紳士服専門店として創業したため、ビジネスファッションに強みがあります。そして現在はその強みを活かして、ビジカジかつキレイめのファションでも展開しているのです。
タカキューはシンプルでスマートなデザインの服が多く揃っているのが特徴。ユニクロでもキレイめのスタイルを好んで買われる方にはおすすめです。
価格帯は主に、3000円から6000円でメインの価格帯です。ユニクロよりもやや高くなりますが、キレイめカジュアルやビジネスカジュアルでキメたいときには、ユニクロよりも良い物を選ぶことができます。
40代から50代男性は、タカキューが得意のビジネスカジュアルがピッタリです。また若い世代でも大人のオシャレ感を出したいときには、選択肢としてお勧めします。
タカキューは全国各地のショッピングセンター内に出店しています。ネット通販も可能です。
ユニクロの中に少しずつ入れながら、脱ユニクロファッション!
ユニクロでもコーディネートは作れますが、日本には比較的ユニクロに似た価格帯で、かつユニクロにテイストが似たブランドが沢山あります。
それぞれキレイめ、ビジネスカジュアル、アメカジなど違った良さを持っているので、「ユニクロ以外の普段着を」とお考えの方は、はじめに今回の記事で紹介したブランドから、合わせやすい1着を買われてみてはいかがでしょうか?
まずは、そこから脱ユニクロファッションを初めてみてはいかがでしょうか。