60代の春のメンズ(男性)ファッションのいろは!服選びやコーデのコツを解説

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60代というと、「どんな服を着ればおしゃれに見えるのか」「年相応のファッションはなんなのか?」が分かりづらくなってしまう年代でしょう。

本記事では、そんな60代男性向けの春服ファッションについて、服選びのコツや、コーデのコツなどを詳しく解説いたします。

60代のメンズ(男性)ファッションのコツは「清潔感と気品」

60代のメンズファッションに大事な要素は「清潔感」「気品」です。年を兼ねるに合わせて備わってくる、大人の風格や重厚感といった、若者では頑張っても醸し出すことが難しい要素を、より一層引き立たせるのがポイント。

清潔感と気品を併せ持つスタイルとしては、ジャケットスタイルが基本です。また、ジャケットに合わせるアイテムやデザインなども重要となります。

60代の春のファッションコーデ、服選びの5つのコツ

60代メンズファッションコーデの、アイテム選びのコツとしては、主に次の5つを意識的に行ってみてください。それだけで、年相応かつ清潔感と気品を兼ね備えたスタイルを簡単に作り出すことができます。

コツ1:ジャケパンスタイルをベースにしよう

ジャケパンスタイルとは、その名の通り、「テーラードジャケットとパンツ」を組み合わせたファッションスタイルのことです。

気を付けることとしては、「カジュアルにしすぎない」「季節に合う素材のジャケットを使う」「上下のカラーリングはあえて違うものに」などがあげられます。

カジュアルになりすぎないように、落ち着いた印象のカラーアイテムを選ぶことがオススメです。渋みのあるスタイルにするなら、ブラウン系にするとシックな大人の雰囲気も表現できます。

春服のジャケットであれば、ウールやコットン生地のアイテムが合っています。ウールであれば夏以外の季節でも着用できるので、あんまりアイテムの数を増やしたくない方にオススメです。

上下のカラーリングを合わせてしまうと、フォーマルなスーツスタイルになってしまうので違う色合いのジャケット、パンツにすることも重要なポイントです。

コツ2:シルエットはV字を目指そう!パンツはテーパードがベスト

シルエットもおしゃれで重要なポイントの1つ。具体的には、「V字ライン」を意識してみましょう。ジャケパンスタイルをベースとしているので、基本ラインはI字やV字ですがよりV字シルエットをはっきりさせるのにオススメなのが「テーパードパンツ」です。

テーパードパンツは、太ももから足首にかけて少しずつ細くなっているのが特徴で、V字ラインを演出するには最適なアイテムです。さらに、足長効果も併せ持っているのでより一層スタイルがよく見られます。

テーパードよりももっとタイトな型としてスキニータイプがありますが、スキニーパンツは体のラインがはっきりと出過ぎてしまうため、少し子供っぽく見えてしまうというデメリットがあります。

そのため、60代でV字シルエットを作るのにはテーパードパンツが最適なのです。

テーパードパンツには素材の種類があり「スラックス素材」「チノ素材」「デニム素材」コーデュロイ素材」となっています。最初に書いたスラックス素材が一番ジャケパンスタイルに適したアイテムですが、フォーマルさが強くなってしまうというのとシワになりやすいというデメリットも併せ持ちます。

チノ素材は、最初に手が出しやすいアイテムです。キレイめからカジュアルまで併用することもでき、もちろんジャケパンスタイルにも合わせられます。チノ素材のデメリットとしては、日光による日焼け(色褪せ)が起きやすいことです。濃い色のアイテムだと、履く頻度が高ければ半年や1年ほどでだいぶ退色します。

デニム素材とコーデュロイ素材は、カジュアルテイストが強く出てしまうのでジャケパンスタイルには難しいです。ですが、デニム素材のジャケパンスタイルも少なくはないので慣れてきたらコーデしてみるのも楽しいです。

V字ラインは、上半身の特に肩回りにボリュームを持たせるので華奢な体形のカバーができます。また、ウエストラインが気になる場合でも肩周りを強調することでキレイに着こなすことができます。

コツ3:柄ものではなく、生地感や織り目などでおしゃれに見えるものを選ぼう

柄物のアイテムで可愛らしさを演出したり、他とは違ったデザイン柄のアイテムでオシャレにすることは簡単です。

しかし、60代はあらゆる面において余裕が持てる世代なので、パッと見た時のオシャレさより、生地や織り目という若者では、なかなかこだわることが難しいところで差をつけるのがポイント。シンプルなアイテムで細部に気を配ったコーデをすることで60代ならではの貫禄や落ち着き、高級感などを感じさせることができるためです。

「柄や色味などではなく、生地感で魅せる」のは大人ファッションの基本中の基本です。そのため、ジャケットなどで黒色や紺色などオーソドックスでシンプルな色味のものであっても、少し生地感が特徴的なものを選んだりするだけで、年相応のおしゃれを創出することができます。

コツ4:サイズは絶対にジャストサイズ!サイズが合っているだけで洗練される!

ジャケパンスタイルに限らずジャストサイズのアイテムでコーデすることも重要です。サイズ感を合わせるだけで、パッと見でわかるキレイな着こなしになりますし、何よりサイズを合わせるだけで、「清潔感」などを創出することができます。

ジャケパンコーデやトラッドコーデのようなフォーマル寄りの時に、オーバーサイズのアイテムは野暮ったく見えたり、老けた印象となります。また、裾や袖が長い場合もだらしないと見られてしまうので、ジャストサイズのアイテムを着用することがマストです。

ジャケットのジャストサイズの目安は、スーツ丈より少し短くすることでカジュアル要素を演出できます。ですが、ジャケットを短くしすぎると全体のバランスが悪くなることと、外国人が見た場合に男性愛者と捉えられることもあるので短くしすぎには要注意です。

ジャケットの裾ラインとパンツのウエストラインの太さを合わせることで、よりジャストサイズでバランスの取れたコーデにすることができます。

オーバーサイズの逆で、ピチピチなくらいのアイテムを身に着けるのもNG。体のラインが強調されすぎるので、落ち着いた貫禄のあるファッション感とはほど遠いものとなってしまうので、ジャストサイズを着用して洗練されたコーデを目指しましょう。

コツ5:小物や靴で春っぽいピンクや黄色など春らしい差し色を加えるとおしゃれ!

小物の使い方も年相応のおしゃれには重要なポイントの1つです。

ジャケパンスタイルというシンプルなスタイルの中に、デザインや色みのある小物を混ぜることで、「大人の遊び心」を簡単に演出できます。

具体的には、ブラウン系統やパステルカラーの小物を合わせることで、堅くならないやんわりとした春らしい印象を演出できるのでおすすめです。

例えば、胸ポケットに入れるハンカチーフなどに、差し色として黄色や薄めのピンクを入れるなど、さりげない遊び心が大切。目立たないぐらいの小物がベストです。

シューズなども、革靴に限らずスニーカーで抜け感を演出したり、丸みのあるローファーで足首を出すことで柔らかみのあるコーデにすることもできます。

また、小物アイテムで差し色を取り入れるときは、統一したカラーリングにすることが大切。小物アイテムの色がバラバラだと、コーデがまとまって見えずにせっかくの小物がむしろマイナスポイントにもなります。

春はジャケパンスタイルを基本に、かっこよくキメよう!

ジャケパンスタイルは、日本だけではなく海外でも60代のおしゃれのスタンダードとなっているスタイルです。

まずは、ジャケパンスタイルを基本にして、季節によって、素材や小物アイテムを変えたり、ジャケットを他のアイテムに変えたりしながら、徐々にファッションの幅を広げていくことで、楽しさもカッコよさも無限にあります。

ぜひ、60代で何を着ればおしゃれになるのかが分からないという方は、まずはジャケパンスタイルを極めて、そこから徐々に派生させていくということを実践してみてください。

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