ファッションの多様化が進む現代でも、高い人気を誇っているのがストリートコーデです。
90年代の裏原系やB-BOY、スケーターファッションなど、さまざまな時代を経て現在のストリートファッションは存在します。
しかし、30代の方からすれば若い頃に楽しんでいたスタイルが、今の年齢でも続けて良いのか考えることもあるでしょう。
そこで本記事では、30代におすすめのメンズストリートブランドをご紹介します。
また、ストリートコーデのポイントも解説しますので、30代の方はぜひ参考にしてみてください。
- 1. 30代におすすめのメンズストリートブランド
- 1.1. 【1】SUPREME(シュプリーム)
- 1.2. 【2】STUSSY(ステューシー)
- 1.3. 【3】SILAS(サイラス)
- 1.4. 【4】WHIZ LIMITED(ウィズリミテッド)
- 1.5. 【5】OFF-WHITE(オフホワイト)
- 1.6. 【6】UNDER COVER(アンダーカバー)
- 1.7. 【7】NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)
- 1.8. 【8】M+RC NOIR(マルシェノア)
- 1.9. 【9】BALENCIAGA(バレンシアガ)
- 1.10. 【10】THRASHER(スラッシャー)
- 1.11. 【11】HUF(ハフ)
- 1.12. 【12】Mark Gonzales(マークゴンザレス)
- 2. 30代のストリートコーデのポイント
- 3. 30代からは年相応のストリートファッションを楽しもう!
30代におすすめのメンズストリートブランド
こちらでは、30代におすすめのストリートブランドをいくつかご紹介します。
デザインの特徴や、30代におすすめな理由も一緒に解説しますので、ぜひブランド選びの参考にしてみてください。
【1】SUPREME(シュプリーム)
SUPREMEは、1994年にアメリカのニューヨーク州で誕生したブランドです。
元々は、Union NYというセレクトショップで、オーナーのJames Jebbia(ジェームス・ジェビア)氏がオリジナルデザインのアイテムを販売。数点のみの取り扱い程度でしたが、スケーターを中心に人気を集め、後にブランドを立ち上げSUPREMEが誕生しました。
価格帯は、Tシャツで6,000円、アウターで20,000円前後となっています。
メンズストリートブランドの中では少し高めの値段設定となっていますが、数多くの著名人やアーティストに愛されているブランドのため、初心者から上級者まで使える魅力があります。
また、新作販売時の人気は凄まじく、プレミア価格になることでも有名なブランド。ブランドの人気を考えると、価格は決して高くは無いと言えるでしょう。
SUPREMEは偽物も多く出回るほど人気のメンズストリートブランド。
人気が出た背景としては、著名人の愛用者が多いことが挙げられます。
また、ハイブランドからスポーツブランドまで幅広くコラボしており、SUPREMEの色を残しながらお互いを強調しているとして人気を集めています。
ブランドの枠に捉われず精力的に活動を広げてきたことで、幅広い年齢層や多種多様なストリートスタイルに対応しているブランドと言えるでしょう。
SUPREMEはシンプルなテイストのデザインが多く、30代でも気軽に着こなせる魅力があります。
昨今、ストリートでは新しいスタイルが多く生まれています。
トレンドに合わせることは大事ですが、大人な30代のスタイルを確立するならば、若者に合わせてばかりではいけません。
シンプルコーデをさらっと着こなすことで、大人の余裕を感じさせるコーデが完成するでしょう。そのため、シンプルなデザインを得意とするSUPREMEはおすすめです。
【2】STUSSY(ステューシー)
STUSSYは、元々サーフショップで働いていたショーン・ステューシー氏が記した自身のサインが起源となっています。
1979年に自身が制作したサーフボードの一部に入れていたサインを、サーファーが気に入り人気を集めます。その後、プロモーション用のTシャツなどにもサインを付けたのをキッカケで、知名度が広がりSTUSSYが誕生しました。
また、この時のサインこそが、STUSSYで有名なブランドロゴの「ショーンフォントロゴ」になるのです。
STUSSYの価格帯は、Tシャツで7,000円、パーカーで15,000円程度となっています。
少し値段設定は高いように思うかも知れませんが、ハイブランドよりもお買い得なため、手に取りやすいブランドと言えるでしょう。
また、古着も多く存在しているため、相場よりも安く買うことは難しくありません。
かの有名なSUPREMEもSTUSSYの影響を受けたと言われているほど、絶大な人気を誇るブランドです。
特に、ブランドロゴをあしらったデザインはSTUSSYの定番と言えるでしょう。
シンプルなデザインでありながら、ストリートのカッコ良さを感じられるテイストはSTUSSYならではです。
STUSSYのデザインの多くは、ブランドロゴやブランド独自のキャラクターを使っています。
そのため、流行に左右されず長く着用できるブランドの一つです。
また、古着も人気が高く、中でも90年代以前のMADE IN AMERICAは現在レアなアイテムの一つ。
新作を手に取るのも良いですが、30代は大人の遊び心あるスタイルも似合うので、さりげなくレアアイテムを着こなすのもカッコいいでしょう。
【3】SILAS(サイラス)
SIRASは、1998年にイギリスで創設されたブランドです。
ソフィア・マリア・プランテラとラッセル・ウォーターマンの2人によって作られたSILASは、ストリートテイストの中にイギリスの伝統や雰囲気を感じさせる魅力で人気。
また、ブランド名は架空の人物のサイラス・ホームズから由来されています。
価格帯は、トップスで10,000円から、アウターで30,000円からとストリートブランドでは高い値段のアイテムが多いです。
しかし、SILASはディテールにも拘っており、耐久性を上げるためにミックス素材を使用したり、複雑なステッチワークを組み込んでいたりします。
デザイン性のみならず、ディテールでも高い評価を得ているブランドですので、妥当な値段設定だと言えるでしょう。
ヨーロッパ系のブランドではありますが、イギリスのスケーターや音楽カルチャーの影響を色濃く受けており、きれいめではなく、カジュアルなストリートテイストのデザインが特徴的です。
また、定番から遊び心溢れる物まで数多く取り扱っているのも魅力的。
日本では、2000年初期に裏原系のファッションが流行した際、SILASのアイテムを着用している若者が急増しました。
新しめのブランドではありますが、知名度は高く、メンズストリートファッションを牽引しているブランドの一つです。
SILASはイギリスのブランドであるため、アメリカ系にはない独自の世界観を感じさせます。
また、シンプルなものからポップなテイストまで扱っているので、好みに合わせたスタイリングができるのもSILASならではです。
現在の日本のストリートファッションは、韓国やアメリカのカルチャーが多いので、あえてヨーロッパ系のスタイリングで決めるのが30代の余裕あるファションではないでしょうか。
【4】WHIZ LIMITED(ウィズリミテッド)
WHIZ LIMITEDは日本のストリートブランド。
2000年秋冬に、前身のブランド「WHIZ」としてスタート、2003年よりWHIZ LIMITEDに改名しているブランドです。
デザイナーには、下野宏明氏を迎え、従来のストリートファッションに捉われない独創的な世界観で人気を集めています。
価格帯は、トップスで6,000円から10,000円前後、アウターで20,000円以上が相場となるため、少し高めのブランドとなります。
しかし、独特の味があるデザインはコーデに存在感を与えてくれます。
個性的なストリートファッションを好む方には、ヨーロッパ系のハイブランドより手に取りやすく、お買い得なブランドだと言えるでしょう。
若いデザイナーの下野宏明氏が手掛けるWHIZ LIMITEDは、攻めたストリートアイテムを豊富に取り扱っています。
また、ストリートブランドでありながら、モード系の雰囲気を漂わせるデザインがWHIZ LIMITEDの特徴。
カジュアルなテイストの中に上品さをMIXしたアイテムは、コーデの中心になること間違いないでしょう。
WHIZ LIMITEDは、大人の男性をイメージしたアイテムが多いため、30代のストリートファッションには最適となります。
勿論、20代が好むようなポップなデザインの着こなしもカッコいいですが、30代らしさを出すなら年齢に合わせたアイテムが良いでしょう。
また、個性のあるアイテムはコーデのアクセントのみならず、トレンドに流されない強みもあります。
まずは、アウターなどのアイテムからコーデに取り入れ、自分なりのオリジナリティを表現してみては良いのではないでしょうか。
【5】OFF-WHITE(オフホワイト)
OFF-WHITEは、2012年にスタートしたストリートブランドです。
世界的なヒップホップアーティストのカニエ・ウェストの片腕として活動していたヴァージル・アブローが立ち上げました。
若いブランドではありますが、ストリート要素とハイファッションが融合したスタイルで、人気を集めています。
OFF-WHITEはハイファッションのストリートブランドのため、全体的に価格設定が高いです。
例えば、トップスで20,000円、アウターが50,000円から100,000円となっています。
しかし、ストリートカルチャーを軸にしているため、ターゲット層が20代から30代になり、ハイファッションブランドとしては比較的安い部類となるでしょう。
デザインの特徴として、ブランドロゴを多く使用しています。
例えば、「WHITE」というロゴを大きくバックプリントしたり、アイテムの至る所に「OFF-WHITE」を記載したりしています。
一目見たらブランドが分かるほど、ロゴを多く用いたデザインが、OFF-WHITEの最大の特徴と言えるでしょう。
また、近年では韓国ブームもあり、ロゴデザインのブームは続いています。トレンドを意識したストリートコーデをするのならば、おすすめのブランドです。
10代や20代と違い、30代はファッションに毎月投資できない方もいるでしょう。
そのため、30代のファッションは長く愛用できるアイテムを探すのが基本です。
OFF-WHITEは、ハイファッションのため、全身コーデは難しいですが、アウターなど1点をコーデにとり入れるだけでも印象は変わってくるでしょう。
30代という大人の男性だからこそ、ハイブランドアイテムを取り入れたファッションに挑戦してみるのがおすすめです。
【6】UNDER COVER(アンダーカバー)
UNDER COVERは、高橋盾氏と一之瀬弘法氏が1990年に立ち上げたストリートブランド。
原宿竹下通りに、A BATHING APEのNIGO氏と共にOPENした「NOEHERE」というショップが起源となっています。
グラフィックがユニークで世界的にも評価が高く、ストリートとモードの中間のようなスタイルで人気を集めています。
UNDER COVERの価格帯は、トップスで6,000円から、アウターで15,000円からとなっています。
20代をターゲット層にしているため、モード系のテイストがあるブランドの中では、比較的安い部類と言えるでしょう。
UNDER COVERはパンクロックの影響を受けているブランドのため、非常にオリジナリティがあるデザインが特徴的です。
また、「見たことがあるようで誰も見たことが無い」をテーマに掲げており、UNDER COVERならではの個性があるアイテムが豊富。
しかし、全てのアイテムが個性的ではなく、ポップなキャラクター物やシンプルなテイストまで幅広く取り扱っているブランドとなっています。
90年代のストリート文化を牽引してきたブランドですので、30代の方は青春時代に着用していた方も多いでしょう。
現在は、UNDER COVERのテイストを残しつつ、トレンド感を感じられるアイテムが多いため、当時と違うストリートファッションを体現できます。
90年代のリヴァイバルブームが続いている近年のストリートでは、UNDER COVERは非常におすすめのブランドと言えるでしょう。
【7】NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)
NEIGHBORHOODは、1994年にデザイナーの滝沢伸介が立ち上げたストリートブランド。
「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」をブランドコンセプトに掲げています。
また、現在ではさまざまなブランドや、映画、飲食といった幅広いコラボ活動を行っており、世界的に人気が広まっています。
NEIGHBORHOODの価格帯は、トップスで10,000円、アウターで30,000円前後の物が多く、ストリートブランドとしては少し高めとなります。
90年代の裏原宿をメインとしたストリートカルチャー時代は、10代の憧れのようなブランドだったため、大人になってから購入している人も多いはずです。
少し値は張りますが、日本のストリートファッションを牽引してきたブランドですので、クラシカルなテイストを好む方にはおすすめだと言えるでしょう。
NEIGHBORHOODは、男性が好きになりそうなバイクや車といったさまざまなカルチャーを詰め込んだ独特の世界観が特徴的なブランド。
男らしさ溢れるデザインやダメージ加工といったアイテムは、長く着用するほど味も深まる魅力もあります。
ポップでユニセックスなイメージの韓国ストリートとは違う、無骨なストリートファッションを体現できるブランドの一つです。
90年代当時は裏原系として名を馳せたNEIGHBORHOODですが、現在では大人テイストを味わえるストリートブランドとして、当時とは違う魅力があります。
また、大人男子の好みを押さえたデザインは、30代の方の心をくすぐること間違いないです。
男性の渋さが演出できる30代こそ、NEIGHBORHOODのアイテムを楽しみながら着こなすことができるでしょう。
【8】M+RC NOIR(マルシェノア)
フランスのパリで会員制のブティックとしてスタートしたM+RC NOIRは、近年大注目されているブランドです。
日本だけではなく海外の著名人にも愛用者が多く、正規店舗が国内に無いことがより人気に拍車を掛けています。また、発売されたアイテムは完売が続いており、入手自体困難なストリートブランドの一つ。
価格帯はトップスで10,000円、アウターで20,000円からとなっており、少し高めのブランドと言えるでしょう。
しかし、ハイストリートブランドが主流の昨今において、M+RC NOIRのアイテムは比較的お手頃価格で購入できます。
勿論、入手困難な物は付加価値が付くため、定価で購入するのは難しいです。アイテムや時期によって価格帯に大きな差が生じるので、購入する際には注意が必要です。
M+RC NOIRのアイテムは、ストリート系が根源にありながらモード系に近いテイストとなっています。
また、昨今のトレンドであるロゴデザインが豊富にあり、コーデに取り入れやすいのも特徴的です。
ラグジュアリー感のある物から、シンプルでクラシカルな物まで幅広く取り扱っているため、初心者でも気軽に着こなすことができるでしょう。
30代の方がストリートファションをする上で重要なことは、「トレンド」と「個性」を両立させることです。
M+RC NOIRのアイテムは、モード系ならではのトレンド感溢れるデザインと、個性あるロゴ使いが魅力的です。そのため、30代のストリートファッションに必要な要素を全て満たしています。
M+RC NOIRのアイテムでカッコよく着こなすことができれば、30代のおしゃれさんになること間違いないでしょう。
【9】BALENCIAGA(バレンシアガ)
ラグジュアリーストリートブランドとして知られているBALENCIAGAは、元々は高級オーダー服店としてスタート。
1914年にスペインでスタートしたBALENCIAGAは、当時絶大な人気のDIOLと肩を並べるほど瞬く間に人気になりました。
その後、GUCCIの傘下に入り、グループに属しながら独立ブランドとして活動。2006年より、日本でも取り扱いがスタートし、ラグジュアリーストリートブランドとして幅広い年齢層から支持されています。
ラグジュアリーブランドであるBALENCIAGAのアイテムは価格の幅が広く、トップスで10,000円から100,000円程と大きな差があります。
しかし、頻繁に購入することは難しいですが、高品質なアイテムのため、長く愛用することができる魅力があります。
また、トータルコーディネートではなく、1点だけBALENCIAGAのアイテムを取り入れるだけでもコーデの印象が変わるでしょう。価格は高いですが、値段に見合う魅力があるブランドと言えます。
BALENCIAGAのアイテムは、独特の世界観から作り出されるユーモアのあるデザインが特徴的です。
また、個性の強い物もあればシンプルなテイストもあり、幅広い年齢層に受け入れられているブランドです。
特に、シューズやバッグは価格もお手頃で若い人でも気軽に使うことができるでしょう。
ハイブランドのアイテムは、コーデに取り入れるだけで大きく印象を変えることができます。
30代ならではのストリートファッションをするのであれば、1点だけBALENCIAGAのアイテムを取り入れてみても良いでしょう。
例えば、デニムにTシャツのシンプルなコーデでも、シューズをBALENCIAGAにするだけで一気にラグジュアリーなテイストになります。
さりげなくハイブランドを取り入れているコーデが30代にはおすすめです。
【10】THRASHER(スラッシャー)
THRASHERは、1981年にスケーター向けに創刊された「THRASHER MAGAZINE」から生まれたストリートブランドです。
元々は、スケーターが楽しめるような情報やグッズを提供していましたが、独特のロゴやデザインが人気となり、現在では幅広い活動を行う世界的
人気ブランドとなっています。
THRASHERは、トップスで4,000円、アウターで10,000円からと比較的安いストリートブランドとなっています。
また、低価格でありながら高品質となっており、激しい動きのスケーターからも支持が高いほどです。そのため、Tシャツをカラー違いで購入する人も多く、コストパフォーマンスは抜群と言えるでしょう。
元々は、スケーター寄りのデザインが多かったですが、近年ではさまざまなカルチャーをインスパイアしており、独特の世界観で若者から熱狂的な支持を受けています。
また、アメカジをベースに少しゆったりめのストリートスタイルのため、初心者から上級者まで使える魅力があります。定番のストリートスタイルが好きな方にはおすすめと言えるでしょう。
THRASHERは少し若者向けのデザインに感じますが、シンプルなテイストが多く、さまざまなコーデに取り入れやすいブランドです。
30代は大人のストリートファッションが求められるため、基本的にはシンプルな組み合わせがベストです。そのため、豊富なカラー展開があるTHRASHERなら、シンプルコーデの中にカラーで個性を演出することもできるので30代におすすめなブランドと言えるでしょう。
【11】HUF(ハフ)
HUFは、2002年にサンフランシスコで創業されたストリートブランドです。
シューズとアパレルラインをメインに、スケーター寄りのストリートファッションを提供しています。
伝統的なアメリカの職人技、ヴィンテージデザインをベースに現代風にアレンジをしてハイクオリティなアイテムを展開。
特にスケートユーザーが納得する耐久性のある素材やディテールには高い評価を得ているブランドです。
価格帯はトップスで5,000円、アウターで15,000円からと比較的安いブランドとなっています。
また、長く使える耐久性を考えると、コストパフォーマンスは非常に優れていると言えるでしょう。
アーティスティックなデザインに高い機能性を持ったアイテムが、この価格で購入できるので、10代20代の若者を中心に人気のブランドとなっています。
シンプルなテイストのデザインが多くあり、着飾らずに着こなせることができるブランドです。
また、アメリカヴィンテージ感がある雰囲気やワーク系に近いデザインは、さまざまなコーデに対応してくれるでしょう。
スケートをベースに置きながら、アートや音楽といった幅広いカルチャーを取り入れているので、幅広い年齢層に受け入れられやすいデザインが特徴的です。
スケーター系のファッションは、ゆったりしたサイズ感が多く、HUFもその一つです。
サイズ感が大きい場合、若々しい印象になり、30代に不向きとなることが多いですがHUFは違います。
ゆったりめでありながらディテールに拘っているため、だらしなく見えずに30代の方でも気軽に着こなすことができるでしょう。
また、シンプルなデザインが多いので、サイズや小物を変えるだけで、さまざまな印象を与えてくれます。組み合わせで個性を演出できるため、30代の方におすすめと言えるでしょう。
【12】Mark Gonzales(マークゴンザレス)
Mark Gonzalesは、アメリカ発のストリートブランドです。
創業者でデザイナーのマーク・ゴンザレス氏は自身がプロスケートボーダーであり、スケーターに向けたアイテムを多く展開しています。
また、ブランドを象徴するキャラクターは天使をイメージしており、一度見たら忘れられないインパクトがあるでしょう。
Mark Gonzalesのアイテムは、トップスで3,000円から、アウターで8,000円からと非常にお手頃な価格帯となっています。
また、スケーターに寄り添ったディテールは、動きやすさと機能性を両立した物が多く、使い勝手は抜群です。
デザイン性や機能性を考えると、Mark Gonzalesのアイテムは価格以上の価値があると言っても過言ではありません。
基本的に「シンプル イズ ベスト」を象徴するようなテイストのデザインが中心となっています。
シンプルではありますが、「エンジェル」のキャラクターがポップでアイテムのアクセントとなっています。そのため、昨今の韓国ストリートに近い雰囲気を感じさせます。
また、スケーター向けのアイテムが多いので、バックプリント物も豊富にあります。
スケートのプレー中でも、背中でファッションをアピールできるデザインは、自身がプロスケーターならではの考えと言えるでしょう。
ブランドのキャラクターはポップではありますが、基本的なデザインカラーは黒や白が多く、モノトーンを中心にアイテムを展開しています。
また、サイズ感も少しゆったりしていますが、ダボダボではなく、程良い抜け感で着用できるでしょう。そのため、30代でも気軽にコーデに取り組むことが可能なブランドです。
30代のストリートコーデのポイント
30代のストリートコーデには、いくつかのポイントがあります。こちらで詳しく解説します。
【1】若者感の強すぎるアイテムはNG。シンプルシックなアイテム中心!
ストリートファッションは若者を中心に流行を作るため、時代によっては若々しいアイテムや着こなしがトレンドとなってきます。
しかし、30代は基本的には社会人であり、大人の着こなしをするのが正解となるでしょう。そのため、若者感の強すぎるアイテムはNGと考えるべきです。
30代がストリートファッションを楽しむのであれば、シンプルでシックなアイテムを中心にコーデを考えるのが良いです。
例えば、無地のTシャツやカラーを抑えた物です。個性を出しづらくなりますが、シンプルなアイテムは小物を合わせやすくなりますので、バッグやアクセサリーで大人らしさを演出しましょう。
【2】ハイブランドなどを1つ入れる。
一言にストリートファッションと表現しても、さまざまなブランドがあるでしょう。
中には、モード系やハイファッションのような少し価格帯が高めのブランドもあります。
ストリートファッションはコーデに1つハイブランドを取り入れることで、格段に大人っぽい印象を与えることが可能です。
ハイブランドで全身を作る必要はありませんが、1つでも入れることを意識すれば、30代にぴったりのストリートコーデを作ることができるでしょう。
【3】ダボダボはNG。ややゆるめかジャストサイズを選ぼう!
時代の流れによってファッションのサイズ感は大きく変わってきます。
昨今では、オーバーサイズの着こなしがトレンドであり、30代の方は90年から2000年初期に流行ったダボダボファッションを再現したい方も居るでしょう。
しかし、ダボダボなサイズ感は30代にはNGです。なぜならば、だらしない印象を与えてしまうからです。
30代のファッションは落ち着いた着こなしをするべきなので、基本的にはややゆるめかジャストサイズでコーデを組むのが良いでしょう。
30代からは年相応のストリートファッションを楽しもう!
この記事では、30代におすすめのメンズストリートブランドやコーデのポイントをお伝えしました。
数多くあるファッションのジャンルの中でも、ストリートファッションは高い人気を誇っています。
しかし、若者文化の象徴であるストリートファッションは、多ジャンルの着こなしに比べると若々しい印象になりがちです。
そのため、30代の方は年相応のストリートファッションを意識する必要があるでしょう。
決して30代はストリートファッションをしていけない訳ではありません。
大事なのは、年齢に合わせた着こなし方を模索することです。
この記事を参考に、より30代に合ったストリートファッションの楽しみ方を、たくさんの人が見つけてくれれば幸いです。